湘南ベルマーレが長いトンネルを抜けた。サンフレッチェ広島を1-0で下し、4月1日のガンバ大阪戦以来16戦ぶりの勝利をあげて、暫定ながら16位に浮上した。
後半2分、FW大橋祐紀(27)がペナルティーエリアのはるか手前で縦パスを受けると、相手DFをかわしてペナルティーエリア手前から思い切り右足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。2日の天皇杯セレッ大阪戦に続く、公式戦2戦連発弾で、チームを勝利に導いた。
チームはリーグの中断期間に静岡・御前崎で合宿を張った。守備面の確認や、攻守の切り替えの部分に重点的に取り組み、新加入選手との連係を深めた。
セレッソ大阪戦でPK勝ちした勢いそのままに、アグレッシブに戦い、ホームで約4カ月ぶりにサポーターと勝利を分かち合った。試合前に山口智監督が「リーグ戦の再開でチームとしてかけるものがある。それを出したい」と語っていた通り、中2日を言い訳にせず、最後まで走りきった。
再三の好セーブで無失点に貢献したGKソン・ボムグンは「チーム全員が一丸となって戦えた」と胸を張った。新戦力のDFキム・ミンテ、MF田中聡、FWディサロ燦シルヴァーノが全員先発出場し、勝利に貢献。湘南の逆襲が始まる。



