前回王者の浦和が理文(香港)に3-0で快勝し、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を決めた。
今夏加入のMF中島翔哉(29)が公式戦初先発。決定機を演出するスルーパスで存在感を発揮し、前半だけで2得点に絡んだ。今大会から開催時期が変わるACLは9月に始まり、来年5月まで続く。日本勢は横浜と川崎、J2甲府も出場し、24日に1次リーグ組み合わせ抽選が行われる。
背番号「10」の中島が、らしさを存分に発揮した。浦和加入後、トップ下で初先発。5バックで守りを固める相手に、中島のスルーパスが生きた。前半3分、右サイドに流れてMF大久保にパス。大久保が折り返したクロスをMF小泉が左足で押し込み先制。前半6分にも、中島がオーバーラップしたDF酒井へ出したパスからFW興梠の得点が生まれた。得点力不足に悩むリーグ戦とは別チーム。中島を起点に、流れるような攻撃が生まれた。
中島は6日の横浜戦で6年ぶりにJのピッチに立った。加入後最長の66分プレーし、公式戦を通して味方の特長もさらにつかんだようだ。チームもACL本大会切符も獲得。GK西川は「ACLの切符をつかむのは使命だった。後ろは0で抑えて。前線も点を取ってくれて、勝てたことが良かった」と一発勝負での勝利の重みを口にした。浦和は連覇を目指し、ACL本選へと進む。



