今節が始まる時点でグループ首位だった日テレ・東京ベレーザが、ちふれASエルフェン埼玉に2-5と敗れたことで、この試合の結果が決勝進出チームを決める大一番となった。

序盤からお互いが攻守にアグレッシブに動く展開の中、アルビレックス新潟レディースが先手を取った。前半18分、高い位置からのプレスでボールを奪うと、元なでしこジャパンMF川澄奈穂美(38)が狙いすましたクロス。これをFW道上彩花(29)がヘディングで決めた。元神戸コンビで新潟がリードした。

スコアが動いた後は、システムや配置を変えた神戸が押し込む場面が増えた。後半だけで11本のシュートを放つも、後半開始直後のFW田中美南(29)、後半30分のMF成宮唯(28)がゴールに迫った決定機も生かせず。最後の局面での精度を欠き、そのまま敗戦となった。

勝利した新潟は、同じくこの日勝った大宮アルディージャVENTUSと勝ち点8で並んだが、得失点差で上回って決勝進出を決めた。新潟の橋川和晃監督(52)は「選手がよくやってくれた。勝つことによって自信を付けるということを体現してくれた」と話し、今季のチーム作りへの手応えを口にした。

敗れた神戸のジョルディ・フェロン監督(45)は「勝つべき試合だった。警戒していた新潟の大型FW(道上)に決められてしまった」と悔やんだ。