藤枝は5-1で群馬に快勝し、J2参戦初年度での残留に「王手」をかけた。前半、MF横山暁之(26)のゴールで先制点。後半はFWアンデルソン(22)のPKなどでさらに突き放し、今季最多の5得点でホーム2連勝を飾った。
本来の超攻撃的スタイルがよみがえった。前半22分、右サイドからボールをつなぎ、逆サイドに展開。ボールを受けた横山が右足でネットを揺らした。味方からのお膳立てに、「ボールがくるか半信半疑だったけれど、祈っていた」。流れるようなパスワークから奪った背番号「10」の今季6点目でチームも勢いづいた。
後半も攻め続けた。同9分、アンデルソンが自らの突破で獲得したPKを決め、2-0。同25分には途中出場のFW中川風希(28)の2戦連発弾で勝負を決定付けた。さらに、FW矢村健(26)はロスタイムに2得点。1-5で大敗した前節長崎戦を帳消しにする大勝劇だった。須藤大輔監督(46)も「これで前回の負けはチャラで」と笑顔で会見場を後にした。
雷雨の影響で未消化だった一戦を制し、順位は14位から12位に浮上した。今季は残り4試合。大宮との次戦で引き分け以上なら、J2残留が決まる。指揮官は「42試合を終えた段階で笑えるように、次が大事。チームとしてもっともっと上にいけるようにやっていきたい」と、クラブの思いを代弁した。【神谷亮磨】



