モンテディオ山形が、昨季から4連敗中の天敵・群馬を2-1で下し、8月以来の3連勝。

7位に浮上し、J1昇格プレーオフ圏内の6位甲府と勝ち点「61」で並んだ。後半4分、MFイサカ・ゼイン(26)のゴールで先制。その後、同点となったが、アディショナルタイムに途中出場のFW高橋潤哉(26)の今季初ゴールがさく裂! 絶対に負けられないチームに貴重な勝ち点3をもたらした。

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全員でゴールをこじあけた! 山形は群馬の組織力の高い守備を警戒していたが、予想どおり、なかなか決定機はつくれず。1-0で迎えた後半21分、渡辺晋監督(50)は、背後への飛び出しが得意なMFチアゴ・アウベス(27)を投入。1-1で迎えた後半アディショナルタイム、相手DFの背後を抜けたアウベスがロングパスに反応。ラストパスを高橋が右足で押し込み、値千金の決勝ゴール。「良いボールが来たので流しこむだけだった。チアゴに感謝です」と笑顔を見せた。

「サポーターの前でゴールを決めたい」。ようやくその思いがかなった。ゴール後は真っ先にサポーターの元へ駆け寄り、喜びを分かち合った。高橋はここまで先発1試合を含む12試合に出場。だが、「チャンスをもらっていた中で決めきれなかった…」。主に最前線で起用されたが、中盤の不足により、8日栃木戦後の練習試合でトップ下に挑戦。「(高橋)潤哉の良さが出ていた」と、トップ下に指揮官が手応えを感じていた中で生まれた今季初ゴールだった。高橋は「(トップ下は)ボールに関われる回数が多く楽しい。与えられた時間で結果につなげていきたい」と意気込んだ。

次節は11月4日、アウェーでいわきとの東北ダービーに臨む。高橋は「一戦も落とせない」と気合十分。残り2試合、東北の地で勝利をこじ開け、プレーオフ進出をつかみ取る。【木村有優】