J2は12日に最終節が行われる。全11試合が午後1時から一斉開始。町田の初優勝が既に決まり、J1自動昇格の残り1枠は2位清水、3位磐田、4位東京Vの3チームに望みがある。

勝ち点73の清水は水戸戦に勝てば無条件で1年でのJ1復帰が決まる。水戸を昨季まで3年間指揮した秋葉監督は「向こうは僕のことしか知らないけれど、僕は全部分かっている。自分が持っている男なのか、持っていないのか。必ず勝って昇格を決めたい」とメリットを最大限にいかすつもりだ。引き分けでも同72で並ぶ磐田と東京Vがともに引き分け以下なら昇格決定。勝ち点で並んだ場合は得失点差の争いとなり、清水が2チームを大きく引き離している。

磐田が逆転で1年でのJ1復帰を決めるには勝った上で清水と東京Vが引き分け以下になることが主な条件。東京Vも同じく勝利が求められ、清水と磐田がともに引き分け以下で終わる必要がある。

3~6位によるJ1昇格プレーオフの出場権争いは5位千葉まで決定。残る1枠を6位甲府、7位山形、8位長崎の3チームが争う。甲府と山形は直接対決で、勝った方が進出。甲府は引き分けた場合でも、長崎が千葉に引き分け以下で進出が決まる。長崎が逆転で6位に入るには勝った上で山形と甲府が引き分ける必要がある。