清水エスパルスはJ2トップの強化費を使って、最悪の形で終戦した。

後半ロスタイムに失点し、勝利が必須だったゲームで勝てなかった。2位で迎えたリーグ最終戦はドローでクラブ史上最低4位に転落。PO2試合も引き分けと、最終盤で失速した。秋葉忠宏監督(48)は「何も残せなかった」。19位のチームを一時は2位まで引き上げたが、最後は残酷な結末だった。

今季は昨季と同等の強化費30億円でスタート。だが、開幕7戦未勝利とつまずき、5季連続でシーズン途中での監督交代となった。ただ、変わったのは現場だけ。現職に就いてから山室晋也社長(63)と、大熊清ゼネラルマネジャー(GM、59)は毎回責任逃れを繰り返してきた。

試合後、同社長は「このまま放棄するつもりはない」。大熊GMも「責任は感じている」と話したが、進退は明言しなかった。過去最低の結果でも責任を取ろうとしない現状にサポーターが納得するはずがない。大熊GMは「来年のことはこれから」と話すも、監督去就も含めて白紙。来季編成が出遅れることは必至だ。成績を出せなかった監督や選手ら現場にも責任はある。ただ、近年低迷を続けている清水の元凶は明白だ。【神谷亮磨】

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