WEリーグ、アルビレックス新潟レディースは14日、皇后杯準々決勝で、INAC神戸レオネッサと兵庫・三木総合防災公園陸上競技場で対戦する。今シーズン、右膝の大けがから約2年ぶりに戦列復帰を果たしたMF川村優理(34)が、一発勝負の戦いでチームを2大会連続4強入りに導く。
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経験豊富なボランチが強豪撃破を誓う。対戦相手のINAC神戸は現在、リーグ戦第7節を終え、5勝2分けで首位を快走する。4強入りを懸けた一戦に向け、川村は「やれない相手ではない。90分で決着をつけたい」と力を込めた。
試合前日の13日は時折、雪がふぶく中で入念にアップを行い、1時間半の最終調整を行った。新潟は悪天候が続くが、川村は「例年に比べれば、雪も少なくて、練習もピッチでやれている方。いくら天気が悪くても試合は待ってくれないし、そんな状況でも勝てるチームが強い。その点ではまったく心配していない」と言い切った。
右膝の大けがを乗りこえて、昨年11月11日のINAC神戸とのリーグ開幕戦(0-1)で682日ぶりに公式戦のピッチに戻ってきた。以降、皇后杯を含む公式戦全8試合に後半から出場している。ボールキープ、パス精度、守備力-。どれを取っても安定感抜群。中盤の底として攻守を支え続け、チームはリーグ戦4勝1分け2敗で、首位に勝ち点4差の3位につける。
現状で、川村は後半からの出場と限られた時間ではあるが、ピッチに立てばベテランの風格を漂わせる。「力不足なところも、もちろんあるけど、こうやって流れを変えられるのは自分しかいないかなとも思っている。責任感を持ってやれている」。
24年初陣ともなる一戦だけに気持ちも高ぶる。「(トーナメントの)一発勝負で勝たなくてはいけない。(INAC神戸には)リーグ開幕戦でも負けてるし、同じ相手に2度も負けられない。勝負にこだわる」。勝って、最高のスタートダッシュへ、チームを引っ張る。【大島享也】
◆皇后杯でのINAC神戸戦 新潟は過去、決勝での4度を含めて7度対戦し、1勝6敗(PK負け2)。1勝は20年度の準々決勝。滝川、川村、石淵がゴールし3-2で勝利し、4強入りを決めている。



