東京ヴェルディは、J1での16年ぶりの勝利は三たびお預けとなった。

敵地で価値あるドローに持ち込むかと思われた後半終了間際。DF林尚輝(25)が、ペナルティーエリア内でセレッソ大阪FWレオセアラ(29)を不用意に倒し、PKを献上。これが勝ち越し点となり、勝ち点1を失った。

チームは開幕から3試合連続で後半終了間際に痛恨のPKを与え、通算1分け2敗。

大体大出身で故郷大阪で苦い思いをした林は「引き分けで終われるのがベストだった。(ミスは)繰り返しはなくしたい」と言い、同じセンターバックのDF谷口栄斗(24)は「最後、ああいう形になってしまったので課題が残る試合」と振り返った。

前半に今季初めて先制されるも、後半9分にFW木村勇大(23)の2戦連発弾で同点にした。だが、この試合で2度目の警告を受けたDF稲見哲行(24)が同20分に退場処分となり、守備優先の流れとなってしまった。

城福浩監督(62)は審判への最終盤の判定に異議を唱え、試合終了後に警告を受けた。

会見で指揮官は、敗因について「監督の力不足」と語った上で「今日はしゃべらせないでください、それ以上のことは。そうじゃなくても、そういう(審判への)批判のように書かれる」と、抑えきれない感情をあらわにしていた。