東京ヴェルディの城福浩監督(63)が、Jリーグ主催の公式戦(リーグ戦、リーグカップ)で通算500試合目の指揮を執り、追いつかれてのドローを悔しがった。

J1リーグでは通算338試合目となり、通算123勝100分け115敗。リーグカップで57試合、J2で105試合指揮した。

雷雲の接近で開始が約40分遅れた。試合も波乱含みの展開だった。その中で価値ある先制点を奪ったのは、FW山見大登(24)。後半4分にPKを冷静に左隅に決めた。2試合連続今季3点目となった。

前半42分にFW山田楓喜(22)が一発退場となり、数的不利で極めて厳しい状況が予想された。その中での先制点だった。

だが、10人で守ることで疲労度は増した。後半31分に失点するなど猛攻を浴び続け、何とか引き分けに持ち込んだ。

城福監督は「みんな頑張ってくれ、勝ち点3を取らせてあげたかった。あの流れの中でよく粘り、最後は勝ち点1を取った。悔やまれることはあるが、50分以上を10人で戦い、我々には胸を張れること。悔しさとともに、勝ち点1を取れたことを大事にしたい」と振り返った。

08年のFC東京を皮切りにヴァンフォーレ甲府、サンフレッチェ広島、東京Vと4クラブに携わってきた指揮官は、試合前は「自分はまだ戦っている最中の人間なので、それは通過点の1つ」と平静を装っていたが、試合後に「選手があって、我々の職業がある。我々の存在意義は、選手が成長してくれてこそある。感謝しかない」と、心からの言葉で締めくくった。

2連勝はならなかったが、ホームでは10戦連続無敗(3勝7分け)。通算7勝10分け5敗の勝ち点31で順位は10位のまま。

【J1スコア速報】はこちら>>