関東1部南葛SCの元日本代表MF稲本潤一(45)の今季限りでの現役引退発表から一夜明けた5日、元チームメートの小野伸二氏(45)が労った。J1北海道コンサドーレ札幌のクラブアンバサダーO.N.O(ワンホッカイドウ・ネクサス・オーガナイザー)として、札幌・宮の沢での練習に参加後、取材に応じた。旧友の引退に「同じ選手として、一緒にいろんないい時間を過ごすことができたのは、自分にとっても財産。少しゆっくりして、第2の人生に進んでいって欲しい」と話した。

ともに79年生まれで「黄金世代」の中心選手。99年ワールドユース(現U-20W杯)ナイジェリア大会準優勝メンバーで、02、06年W杯に日本代表として出場した。01年には稲本がイングランド1部アーセナル、小野氏がオランダ1部フェイエノールトに移籍。「幼少期からお互い刺激して成長し合ってきた。海外にも一緒のタイミングで行ったりとか、いろんな思い出がある」と振り返る。

稲本が札幌(当時J2)に15年に加入して、チームメートとして4季プレーした。「一緒にプレーしている時はやっぱり楽しかったし、頼もしかった。北海道にも来てくれたのは、すごい大きかった」と感謝する。自身は1年先に昨季限りで引退した。現役を続けていた稲本の決断に「もちろんもっと長く続けて欲しいって気持ちはあるけど」と寂しさもあるが、尊重する。

「いろんな形で会える機会が増えるんじゃないかな」と、今後のお互いの活動に期待した。ピッチを離れても絆は変わらない。【保坂果那】