京都サンガF.C.のFW原大智(25)が、1ゴール1アシストの活躍で京都の首位キープに貢献した。

前半15分にゴールキックのボールを競り勝つと、味方がつないだボールを受けてドリブルシュート。豪快に左足で先制点を決め、後半25分には正確なヘディングでMF奥川雅也(29)の決勝ゴールをお膳立てした。自身の今季初得点も決めた一戦での勝利に原は「本当にチームが勝つことが今の1番の喜び。それに直接つながるゴールを決められて良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

攻守で献身的にハードワークしながらも、自身の得点は今季初。チームを支えてきたストライカーのゴールに曺貴裁監督(56)は「彼が点を取ったことは、チームにとっても彼にとっても非常にポジティブ」と話し、MF川崎颯太も「守備でもチャンスメークでも貢献してくれていたし、今まで点を取ってなかったんだと思うぐらいの活躍。でもやっぱりFWだから焦る気持ちもあったと思うから、うれしかった」と賛辞を送った。

23年にシントトロイデン(ベルギー)から京都に加入してJ復帰。その後の約2年は、結果こそ思うように伸ばせていないものの、多彩なプレーで欠かせない存在になってきた。指揮官は「非常にヘディングが強いし、走れるし、両足でのシュート、プラス柔らかい技術を持っている選手。必ず日本のトップにたどり着けると思っている」と断言。原の能力の高さを褒めちぎった。

今季の個人目標を問われても「ないですね」と答える原が目指すのは、このまま首位に立ち続けること。「京都で優勝することが唯一の目標なので、そのために頑張っていきたい」。万能ストライカーは静かに、力強く言い切った。【永田淳】

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