J3残留に向けて、わずかな望みをつなぐべく臨んだ今季ホーム最終戦。アスルクラロ沼津に厳しい結果が突きつけられた。
ハーフタイムの時点で、勝ち点4差で追っていた19位讃岐が他会場で勝利。終了を待たずして最下位が確定すると、試合でも福島に3失点で完敗した。
0-0の前半35分。クロスから頭で先制を許すと、後半にも立て続けに2失点した。同41分に途中出場のFW川又堅碁(36)が反転から左足でネットを揺らしたが、反撃はここまで。1-3で終了の笛が鳴った。意地の1点を返した元日本代表は「実力不足。みんな勝つための努力はしていたけど、結果につなげられなかった…」と受け止めた。
それでも今季は、Jリーグ入会資格を持たないホンダFCがJFLで優勝。自動降格はなくなり、同リーグ2位レイラック滋賀とホーム&アウェー方式で入れ替え戦(来月7日、14日)を戦う。チームに残された試合は最終節を含めて3試合。Jの舞台に生きる道は、まだ残されている。
試合後のセレモニーでMF菅井拓也主将(34)は「このクラブ、地域への思いを。そして、みなさんがクラブにささげてくれる思いを、この3試合で証明してきます」と誓った。川又も「泣いているサポーターもいた。笑顔にするために戦いたい」と続けば、鈴木秀人監督(51)も「この状況でも温かい言葉をかけてくれるサポーターのためにも、死に物狂いでやって残留させたい」と言葉に力を込め、顔を上げた。【前田和哉】



