【ドーハ(カタール)26日】日本代表DF山根視来(28=川崎フロンターレ)が出番を待つ。FIFAワールドカップ(W杯)の1次リーグE組第2戦となる27日のコスタリカ戦に向けて、日本は前日練習を行った。練習後、山根も取材に対応した。

初戦のドイツ戦でチームは2-1で大金星を収めたが、山根はベンチから見守っていた。「うれしかったですし、自分が試合に出てない悔しさも同時にあった。出て何かを残したい気持ちがある」。2つの感情を味わった。

「チームのためにやろうと決めてここに来た」。そんな思いとともに、きたるべきチャンスに備えて最大限の準備を続ける。

もしも初のW杯の舞台に立てたら。心に決めていることがある。

「佑都くん(長友)がドイツ戦の前に言ってましたけど『びびったら何も意味ない』と。どれだけ技術を磨いても、準備してきても、目の前の相手にびびったら意味がないと。楽しんで自信を持ってやることにフォーカスしたい」。

びびらず、強気に、楽しんで、プレーする。

【磯綾乃】