アフリカ王者セネガルが、8強入りした2002年W杯日韓大会以来となる2度目の決勝トーナメント進出を決めた。

セネガルは0-0の前半終了間際にFWイスマイラ・サール(ワトフォード)が倒されてPKを獲得。これを自ら決めて先制した。

後半22分に追いつかれたが、すぐに同25分に突き放した。右サイドからのFKをエクアドル側がクリアしようとしたが、これがDFクリバリ(チェルシー)へと渡り、同DFが右足ダイレクトシュートを突き刺した。

このリードをGKメンディ(チェルシー)を中心に守り切った。

セネガルは勝ち点を6に伸ばし、エクアドルを抜いてオランダに次ぐA組2位での決勝T進出を決めた。引き分けでも16強入りだったエクアドルは、あと1歩のところで敗退となった。

セネガルはアフリカ最優秀選手のマネ(バイエルン・ミュンヘン)が、痛めていた右足腓骨(ひこつ)の手術を受けて離脱。大黒柱を欠きながら、選手たちが一丸となって16強入りを果たした。