MF守田英正(27=スポルティング)はコスタリカ戦に続き、スペイン戦でもフル出場を果たした。

前半はガビやブスケツといったスペインのMF陣をつかまえきれず手を焼いたが、後半に入るとポルトガルで磨いてきた高い守備力を思う存分に発揮した。相手のボールを素早く奪って、攻撃につなげるなど攻守にわたって貢献した。

-試合を振り返って

「前半の早い時間帯で先制されるなど見ての通りすごく苦しい展開だった。後半はシフトチェンジして人に強くいくというのを意識してやったら、相手も圧を感じてミスが増えたり、良い奪い方ができて得点につながった。トータル的に良かった」

-前半を終えた中で、ハーフタイムはいけるぞという感じだった

「もちろん早い時間帯で取られたことにおいてはプラン通りじゃなかったですけど、そこで焦らず2点目を与えなかった。そこはチームとしてプラスに捉えるべき。そこが後半につながったと思う」

-自身の評価は

「僕個人の評価は正直良くなかった。ボールを奪ったり、フルで出場した程度。ボールをロストする数も多くて、前にもっと運べればと思いました。個人的には悔しいです」

-冨安が入って、守備がより堅くなった。どういうところが良かったか

「1度、1対1で背後を取られるところを身体能力でカバーしていました。あのパスはすごく良かったんですけど、それを上回るトミの予測力だったり、体の運び方があった。目の前の相手に絶対に負けないのが彼の強み。それが生きた」

-田中碧がゴールを決めたことについては

「あいつとは試合前からやっと2人で組めるなという話をしていました。最終予選も含めて自分たちが出れなかったときとか、いつか一緒にやろうみたいな話をしてました。あいつが点を取ったときは本当にうれしかったですね」

-どんな言葉を掛けたか

「VARが入ったときは感覚的に多分決まったなと思っていました。あそこに入っていけるというのがあいつの良いところですし、よく仕事をしたなと思いました。守備についてはさっき怒ったんですけど、逆に彼のおかげで僕もいけたと思うので、そういう意味では良かったです」

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