FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で決勝トーナメントに進んだ日本代表MF鎌田大地(26=アイントラハト・フランクフルト)が、5日のクロアチア戦に向けてフォア・ザ・チームの精神を貫くと誓った。

鎌田は1次リーグの3戦すべてに出場。ドイツ戦、スペイン戦はボールを支配されて得意の攻撃面での輝きこそ少なかったが、守備に奔走した。貢献度は高いが「自分はもっとできると思っているし、できないとだめな選手だと思う」と、得点に直結するプレーがないことに満足していない様子だ。

クロアチア代表には「参考にしている」と語るMFモドリッチがいる。「スペシャルはないけど、なんでもできる選手」と目指す選手像を語ってきた鎌田にとっては、まさに手本となる存在のようだ。「彼のプレーを見るのが大好きだし、ああいうなんでもトップでできる選手を目指さないといけない。リスペクトしている」と話し、対戦を楽しみにした。