日本代表MF伊東純也(29=スタッド・ランス)は放心状態だった。右サイドの先発フル出場で体を張った。だが、1点リードの後半10分、クロスボールの対応が遅れて同点ゴールを許した。特に、追加点が奪えなかったことを反省。試合後は「本当に悔しいです」と悔しがった。

試合後の伊東の一問一答は以下の通り。

-セットプレーからの得点はどう磨き上げたものか

「練習からやっていた形。律に落としてダイレクトでファーというのをやっていて、(前田)大然の前にこぼれてゴールになって良かった」

-ハーフタイムの話は

「ベルギー戦のこともあったし、同じ事を繰り返さないよう、もう1点取りに行こうと話した」

-失点シーンは

「クロスが上がって、トミ(冨安)と自分のマイナスのところで頭を合わせられた。悔しいです」

-頭というのはあったか

「想定内でしたが、トミ(冨安)か自分でしっかりやらないといけなかった」

-相手にやりづらさはあったか

「やりづらさはなかった。守ってボールを握れる時間があり、やりづらさはなかった。もう1点取れなかったのが良くなかった」

-決めきれなかったのは疲れもあったのか

「体力には余裕があり、走れると思った。(クロアチアの)サイドバックは足がつって疲れていたので、うまくボールを蹴れば行けると思った。ルーズボールがタク(浅野)のところでうまく収まらず、延長戦が終わった」

-PKの順番を決めたのは

「自分たちで自信のあるやつから蹴った」

-4試合を振り返って

「スペイン、ドイツに勝ったのは大きい。コスタリカに負けて、スペインにはメンタリティー強くできたが、今日は負けた」