ポルトガルが苦しみながら延長戦の末、クロアチアを1-0で下し6大会連続の8強進出を決めた。

 0-0のまま突入した延長後半12分、相手ボールを奪ったカウンターからMFサンチェス(ベンフィカ)がボールを持ち込み、左サイドのナニ(フェネルバフチェ)へ。ナニが逆サイドで手を上げたロナルドへ相手DFの間をすり抜けるグランダーのクロスを送ると、ロナウド(Rマドリード)が右足で狙いすましたシュート。これは相手GKの好セーブにはじかれたが、こぼれ球を中央へ詰めていたMFクアレスマ(ベシクタシュ)が難なく押し込み決勝ゴールを挙げた。相手シュート17本に対し、ポルトガルのシュートは5本。ロナウドの放ったシュートは得点につながった時の1本だけで、押され続けていた試合を少ないチャンスを生かして何とか制した。

 ポルトガルは準々決勝でポーランドと対戦する。