ポーランドがPK戦の末、スイスを下し3度目の出場で初の8強進出を決めた。

 前半39分、GKファビアンスキ(スウォンジー)のロングスローを左サイドで受けたFWグロシツキ(レンヌ)がドリブルで持ち込み、ペナルティーエリア左からクロス。中央のFWミリク(アヤックス)がスルーし、ファーでフリーとなったFWブワシュチコフスキ(フィオレンティナ)が相手GKとの1対1を冷静に右足で股抜きシュートを決め、ポーランドが先制した。しかし後半37分、FWシャチリ(ストーク)に左足のオーバーヘッドシュートを鮮やかに決められて同点に追いつかれ、延長戦でも決着が付かずPK戦へと突入。2番手のMFジャカ(ボルシアMG)が枠を外して失敗したスイスに対し、ポーランドは5人全員が決め5-4で勝利を手にした。

 ポーランドは準々決勝でポルトガルと対戦する。