イタリアが2-0で、3連覇を狙った王者スペインに完勝。前回大会決勝のリベンジを果たした。

 主要大会では94年W杯以来の勝利に、コンテ監督は「悪い流れを、止めなくてはならなかった。この戦いに勝てたのは本当にうれしい」と喜んだ。相手への寄せの速さが際立ち、スペインの持ち味であるパス回しを分断。前半33分にキエリーニが先制点を決めると、後半はGKブフォンが好セーブを連発。終了間際にはペッレがボレーでダメ押し点を挙げた。コンテ監督は「この23人は本当のチーム。全員が戦い、勝利に値した」とたたえた。