FWロナルド(Rマドリード)が1ゴール1アシストと全得点に絡み、ポルトガルが初出場のウェールズを2-0で下して04年大会以来2度目の決勝進出を決めた。

 FWロナルド(Rマドリード)は「自分たちをずっと信じていた。長い道だった。いい試合ばかりだったわけではない。でも全体的に見ればいい成長を遂げたと思うし、幸運な最後が待っていることを祈っている。(04年大会で)ギリシャに敗れた決勝のトラウマを払しょくしたい。勝ちたい。自分たちの目標にまた1歩近づけた。本当にできるチャンスなんだ」と意気込んだ。

 サントス監督は「難しい試合になると思っていた。しかし自分たちの持つクオリティーが道を開いた。2年前、私が初めてこのチームを率いてサンドニで試合をしたとき、その場所を目標として設定した。2016年の欧州選手権決勝に進出するぞ、2016年7月10日にまたサンドニに戻ってくるぞ、と。幸運なことに本当にそうなった。チームの調子は上がり、コンパクトな布陣を敷けるようになった。ここまで来ればすべてが可能だ。我々は世界でベストのチームではないが、相手をやすやすと勝たせたりはしない。自分たちがしたいことをよくわかっているし、相手を詳細に分析するつもりだ。次は決勝戦だ。きれいにプレーするのが目的ではない。勝つことだけがかかっている」と話した。