14年W杯王者のドイツはフランスに0-2で敗れ、決勝進出を逃した。

 レーウ監督は「ブラボーな戦いだった。高い支配率を保てたし、ピッチ上で優位に立っていた。しかし、チャンスはあったが得点ができなかった。不運にも相手にリードを許したが、チームは本当に素晴らしいプレーを見せてくれた。自分たちの戦術はよかったが、ときには不運が靴に張り付いているときもある」と悔しがった。

 主将のMFシュバインシュタイガー(マンチェスターU)は「控室にはがっかりよりもフラストレーションのほうが大きい。いい試合をした。特に前半は。5分からは主導権を握っていたし、僕らのほうが明らかにいいチームだった。でもゴールを決められなかった。決勝に進めなくて本当に悲しい。でもサッカーは時にそういうものだ。僕らは全力を出した」と話した。

 GKノイアー(Bミュンヘン)は「自分たちにしなきゃいけない批判は1つだけ。攻撃での冷静さがなかった。チャンスはあったけど、僕らの側に幸運はなかった。野心があったし、モチベーションもあった。それは見てもらえたと思う」と話した。