フローニンゲンMF堂安律(19)が今季6点目を挙げた。後半12分、ペナルティーエリア内でDF4人とGKの計5人をドリブルで抜いてゴール。華麗な技術を見せつけた。

 試合後は「イメージ通りのゴール」と振り返り「エリア内に入っていけば、自分ができるというのが分かっていたし、そういう数が最近増えてきた。こういうゴールがより増えてくればいいと思う」。

 この日は右MFでフル出場。守備でも奮闘した。だが「今日最後10、15分ちょっと消えちゃったイメージはあったし、そこは少し課題。出し切りすぎて力が残っていなかった。やっぱ、90分間できて、なおかつラスト1、2分で点を取れれば、ヒーローになれると思う。それがチームを勝たせる選手。そこまで成長しないとあかん」と満足はしなかった。

 目標は2桁得点。「どこかで複数点を取れれば、やっぱり楽だと思う。今日みたいに点を取れた後に、もっとどういう風に点を取りたいか、と考えていかないとだめ」。2試合ぶりのゴールを決めた堂安は残り8試合で量産を続けていく。