日本代表MF久保建英(18)が、今季3点目を挙げる活躍で勝利に大きく貢献した。

マジョルカは5-3-2にシステムを変更。久保は3試合連続でスタメン出場した。前半32分、右サイドを突破して中央にパス。ボールを受けたアグベニェヌが左サイドからシュートを打つがDFにブロックされた。

迎えた42分、久保が獲得したFKをダニ・ロドリゲスが直接狙い、マジョルカが先制に成功した。

後半はエイバルのペースで試合が進む。マジョルカはクリアするので精いっぱいだった。

劣勢の中、久保が貴重な追加点。33分、ポソのパスをペナルティーエリア正面で受け、右足で左ポストに当てながら試合を決めた。2得点に絡み、37分に韓国人MFキ・ソンヨンと交代した。

後半ロスタイムに1点を返されるも逃げ切り、13試合目にしてアウェー初勝利を飾った。

リーグ戦成績は27試合7勝4分け16敗の勝ち点25となったが、降格圏内の18位のままだった。アウェーゲームの成績は13試合1勝2分け10敗となった。(高橋智行通信員)