5月9日に無観客での公式戦再開を目指しているブンデスリーガで、選手がマスクを着用してプレーする仰天案が報じられている。24日にドイツ紙シュピーゲル(電子版)が伝えている。ドイツ労働省によって作成された文書には、試合開催には新型コロナウイルスの感染防止策が必要で、選手とレフェリーに「スポーツに適した口鼻保護」のため、マスク着用が指示されているという。

同紙によると「マスクが滑らないようにする必要がある。マスクが滑ったら試合はすぐに止められなければならない」と記載され、マスクがずれて鼻や口が出る度に試合が中断されるという。さらに「(汗で)すぐにマスクが湿るため、最低15分に1回は交換する必要がある」と、試合途中にマスク交換タイムを設けることも盛り込まれているという。少なくとも計4度の交換タイムが実施されることになり、試合がスムーズに進まなくなる。

マスク交換時に選手同士が1・5メートルの距離を維持し、マスクを手で触れてはいけないなどとも書かれている。マスク以外では、チームメートや対戦相手とのハグも禁止され、ボールの奪い合い時に起こる不必要な接触もレフェリーに注意されるという。マスク着用での試合開催について、ライプチヒのクレシェSDは「1度はスプリントできるが、何度もは無理だ。この提案は興味深いが、現実的ではない。(マスク着用でのプレーは)実施することは難しい」と否定的に捉えている。