強豪同士の対決は、ホームのバイエルン・ミュンへン(ドイツ)が4-3でマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に競り勝った。
マンチェスターUは前半28分、相手MFサネのシュートをGKオナナが手で触りながらも失点。4分後にもニャブリにゴールを決められ、前半だけで2点をリードされた。
マンチェスターUは後半4分、アタランタから加入したFWホイルンドが相手ゴール前で囲まれながらも左足でシュートをねじ込み、欧州CLデビュー戦で初得点をマークした。
しかし同8分にエリクセンのハンドで献上したPKを相手FWケーンに決められるなど、後半も2失点。カゼミロが終盤に2得点をマークしたが追いつくことはできなかった。
マンチェスターUはこれで公式戦5試合連続2失点以上。これは2001年5~8月以来となる守備の不調ぶりだ。
またマンUはアウェー戦ここ35試合で18敗目。この35試合が始まった22年3月以降、マンU以上にアウェーで負けているプレミアリーグクラブはウェストハム(20敗)だけだ。
さらにマンUは今季開幕からの公式戦6試合で4敗目。これは1986-87年以来のスタートダッシュ失敗で、そのシーズンにマンUを率いていたロン・アトキンソン監督は解任され、アレックス・ファーガソン監督がチームを率いることになった。現在のテンハグ監督がここからチームをどう立て直していくかが注目される。