リバプールの日本代表MF遠藤航(30)が、あわや一発レッドカードという危機を招き、肝を冷やした。

後半9分、後方からパスを受けてボールを前へ運んだ場面でタッチが大きくなったところ、相手MFノアゴーがスライディングでボールを拾おうとした。すかさず遠藤も足を伸ばしてスライディングしたところ、そのまま相手の足にスパイクが入った。

VARで「レッドカード検証」が入り、試合がストップ。神妙な面持ちで判定を待ったところ、ファウル判定は回避された。

3日前にも退場となりそうな場面があった。9日に行われた欧州リーグのトゥールーズ(フランス)戦でも前半34分にイエローカードを受けた上、さらに前半終了間際に不用意なプレーで2度目の警告を受けそうになった。この時もイエローは回避され、退場は免れた。ただクロップ監督は後半開始からベンチに下げていた。

遠藤は4-3-3のボランチで今季リーグ戦2試合の先発出場し、持ち前の守備力を発揮してVARの場面以外は落ち着いたプレーを披露。この日はベンチに下がることなく、フル出場で無失点勝利に貢献した。

なお試合は、エースFWサラーが2得点と大活躍した。前半39分にショートカウンターから鮮やかな先制点を奪うと、後半17分には左サイドからのクロスを頭で合わせた。さらに後半29分にはMFジョッタがミドルシュートを決めて3-0と攻撃力がかみ合った。

クロップ監督はサラーについて「彼は特別な選手だ。この試合で素晴らしいプレーを披露した。中でも1点目は信じられないものだった」とたたえた。また、ジョッタについても「彼はいつもそこにいる。ゴールを脅かす存在であり、チャンスを創造する。我々には本当に重要な選手だ」と賛辞を惜しまなかった。

前日にトットナムが敗れていたことで、リバプールはこの勝利で2位に浮上。首位マンチェスター・シティーを勝ち点1差で追走している。