ドルトムント(ドイツ)がアウェーでACミラン(イタリア)を下し、3連勝で1次リーグ突破を決めた。

序盤の2つのPKが試合結果に影響を及ぼした。前半6分、まずACミランがハンドでPKを得た。エースFWジルーは左へキックしたが、これをGKコベルがファインセーブ。ドルトムントはアウェーで先に失点を許さなかった。

その3分後、今度はドルトムントが相手ファウルでPKを得る。これをMFロイスが冷静ゴール左へ決めて、前半10分に先制した。

前半37分、ミランが追いついた。FWチュクウェゼが右サイドのゴールライン際から切れ味鋭いドリブルでDFをかわすと、左足で地をはう強烈なシュートを対角のゴールへとたたき込んだ。1-1とした。

拮抗(きっこう)した展開の中、勝ち越し点が生まれた。ドルトムントは後半14分、相手ゴール前でワンタッチパスの連続でミランDF陣を翻弄(ほんろう)。最後は左サイドからゴール前へ入ったMFビノエ・ギッテンズが右足で流し込み、2-1とリードした。

さらに後半24分、MFアデイェミがペナルティーエリア外から巧みなボールタッチで右へ流れながら右足シュート。ミランGKメニャンは右手で必死にセーブ。ボールがゴールラインから微妙に中へ転がったところで、すぐさま掻き出した。しかしゴールライン・テクノロジーで「ゴールイン」が認められ、追加点となった。

ミランは個人技に長けた選手を擁し、ホームでボール支配率55%。シュートも相手の12本に対し、17本と優勢に進めた。それでも結果はドルトムントに軍配が上がった。序盤のPKもそうだが、決定力の差が出た。

守り切ったドルトムントにあってDFフンメルスがMVPを獲得。「素晴らしい夜になった。いいタックルができたし、チームとしていいプレーができた時は個人としてもまた楽にプレーができる」と喜びを口にした。

これで勝ち点を10に伸ばし、F組首位をキープするとともに決勝トーナメント(16強)進出を手にした。