4大会ぶりの完封勝利を果たした。GK鈴木彩艶(23=パルマ)が日本のゴールに鍵をかけた。10年南アフリカ大会カメルーン戦で、1-0で勝利して以来の完封勝ち。4-0の大勝に、無失点で花を添えた。
190センチの大型GK。アフリカ勢相手にも無双した。クロスに積極的に飛び出し、安定したキャッチを披露。被シュートはわずか2。チャンスをほぼ与えなかった。「プレーする機会があまりなかった」と吐露しつつ「クロスの判断は迷いなくできた」と誇った。
24年1月のアジア杯。21歳ながらレギュラーを務めた。5試合で先発出場し、全試合で失点。はじいた球が相手の元に飛び、捕ったはずのボールがゴールラインを割った。ベスト8で敗退。誹謗(ひぼう)中傷の声も届いた。ベルギー、イタリアで基礎のキャッチングを学び直し、捕球は安定。W杯でも技術が光った。
アジア杯の準々決勝イラン戦後、出場した試合では17連続負けなし。「枠内シュートがなかった。守備陣が体を張って、引き締まったゲームだった」と仲間をたたえた。オランダ戦では“ノーチャンス”シュートを2本決められたが、無失点を達成。「最終的にゼロで抑えられて良かった」とホッとした。02年日韓大会以来の、2戦連続完封劇が見えてきた。【飯岡大暉】


