ブラジルは後半にゴール前へのクロスボールを増やし、日本の堅守を攻略した。FIFAの前後半のクロス数を示すデータによると、前半の11から18に増加。前半0だったラヤンが7を記録するなど、迷いのない戦術変更で主導権を奪い、2得点を呼んだ。

前半は細かく球をつないで中央の切り崩しを狙った。ただ、選手間をコンパクトに保ち、出足のいい日本の守備に手を焼き、無得点に終わった。

後半は世界屈指のアタッカー、ビニシウスを中央寄りから左の外に張らせて、日本の守備陣を引き寄せる一方、両サイドからシンプルにクロスを入れた。後半開始10分までにクロス数は5を記録。ビニシウスが深く敵陣をえぐった後にパスを受けることが多い左サイドのドウグラスサントスのクロスも後半だけで4を数えた。

左右の揺さぶりから後半11分にボランチのカゼミロが頭で仕留めて同点。その後もクロス攻勢を緩めず、最後は空いた中央のスペースでパスを受けたマルティネッリが逆転ゴールを奪った。

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