[ 2014年1月31日11時35分

 紙面から ]ソチ五輪ボブスレー代表の黒岩

 ソチ五輪ボブスレー代表黒岩俊喜(20=仙台大)の壮行会が30日、仙台大で行われた。

 競技歴2年弱で五輪代表となった黒岩は「初でも日本を背負うということに変わりはない。1ケタ台を狙う」と意気込んだ。横浜市出身で中、高は短距離の陸上選手。高1時、地面すれすれを回していくような走り方がボブスレーに向いていると恩師に言われたのをきっかけに仙台大の門をたたいた。172センチの身長はボブスレー界ではひときわ小さいが、100メートル10秒77の脚力で、低い姿勢から力強くソリを押し出す。「日本の強みはチーム力。スタートで息を合わせて押したい」と話した。