第92回箱根駅伝記者発表・監督トークバトルが10日、都内で出場21チームの監督、主将が出席して行われた。

 前回大会で初の総合優勝を飾った青学大の原晋監督が各校の監督の中で最初に大会への抱負を発表した。

 昨年の大会前には「ワクワク大作戦」と公言して注目を集めており、連覇を目指す今年もその発言が注目されたが、「今年の作戦ですが、なんとハッピー大作戦です。ゴールした時に、選手がハッピー、国民の多くの皆さんがハッピーになるように頑張っていきたいです」と周囲の期待を裏切らない明るいコメントで、場内を盛り上げた。

 また第90回大会以来の総合優勝を目指す東洋大は、王座奪還を胸に、酒井俊幸監督は青学大を意識しながらコメントした。「青山学院大学さんは、1万メートルのタイム28分台が11名もいて、私たちは28分台は半分もいません。全員駅伝を胸に、変更点を加えてきました。のびのびと箱根駅伝に挑みたい」と、あいさつした。