リオデジャネイロ五輪の陸上男子400メートルリレー銀メダリスト桐生祥秀(20=東洋大)が16日、元サッカー日本代表ラモス瑠偉氏(59)との思い出を語った。

 兵庫・伊丹市内で行われた「日本記録挑戦会兼住友電工杯」に参加し、レースは行わなかったもののサイン会を実施。抽選で権利を獲得した数十人以外にもテント周りには大勢のファンが集まり、移動の際には握手を求める人だかりができた。

 地元の子どもたちとも交流した桐生は「何歳になっても覚えてくれていたらいいなと思います。僕もフットサルで、ラモスさんにサインをもらったことを覚えているんです。昔、サッカーをやっていて『いつ、どこで』という記憶は定かじゃないんですが、覚えています」と笑顔。現在はイベントなどが連なり「中途半端に練習したくないので」と約1カ月間の休養を選択している。まもなく来季に向けての体作りに入る予定だ。