男子マラソンの川内優輝(30=埼玉県庁)が4日、6日の号砲を前にロンドン市内で会見に出席した。メダルを目標に掲げ「質、量ともに(13年の)モスクワを上回っている。少なくとも入賞以上を狙いたい」と語った。

 ロンドンのコースは石畳や狭い道など、転ぶ危険も潜んでいる。「意識が飛んでしまうと転んでしまう。気を配ってないといけない」。ただ、今回が71回目のマラソンになる公務員ランナーは「過去70回のコースに比べたらたいしたことない」と笑い飛ばした。