全日本大学駅伝(名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮=8区間106・8キロ、日刊スポーツ新聞社後援)は5日に号砲が鳴る。青学大は逃げ切りで勝負に出る。

 4日、名古屋市内で行われた開会式に出席した原晋監督(50)は勝負のポイントについて「2区が終わった時点で20秒差を付けているか」と語った。2区はエース格の田村和希(4年)を配置。早めの勝負で主導権を握るプランを描く。絶対的な選手はいないが、総合力で2連覇をにらむ。

 先月の出雲駅伝で敗れた東海大は「強いですよ」と、強力な2年生軍団をうらやんだ。「トレードのシステムとかないですかね」と笑いを誘った。