陸上男子短距離の山県亮太(セイコーホールディングス)が25日、合宿を行って今季初レースに臨んだオーストラリアから成田空港に帰国し、次戦は4月28、29日の織田記念国際(エディオンスタジアム広島)になると語った。22日にブリスベン郊外の競技会で走った100メートルは10秒15で「課題はスタート。収穫は中盤以降の走りや全体的な体の使い方」と述べた。

 100メートルで日本歴代2位に並ぶ10秒00を昨年9月にマーク。今季の目標には6月の日本選手権と8月開幕のアジア大会を挙げ「アジア大会の代表を日本一になって決めたい。アジアのナンバーワンにもなりたい」と意気込んだ。

 今年から山県と同じ所属となった女子の福島千里も帰国。次はシンガポールでのレースで走り、国内初戦は織田記念になるという。