来年4月からのプロ転向を宣言した公務員ランナーの川内優輝(31=埼玉県庁)が、自身の練習不足を戒めた。5日、札幌市内での豊平川マラソンに出場。ゲストランナーとしてハーフ男子で全体トップの1時間6分39秒でゴールした。前日4日に走った地元埼玉の春日部大凧マラソンでは1時間5分45秒。25度近くまで気温が上がった春日部に比べ、最高12度の冷涼な札幌で記録が伸びなかった。

 「前日のダメージが大きすぎた。僕は3日連続で走ることもあったし、2日連続というのは言い訳にならない」と反省した。今後は13日の仙台国際ハーフに出場。今年の大きな目標については「12月の福岡国際で自己ベストを出したい」と明確に口にした。