8区で最古の区間記録を更新した東海大の小松陽平(3年)が最優秀選手賞(金栗賞)を獲得した。1時間3分50秒の快走で、区間新記録を22年ぶりに更新。創部59年目の初優勝の原動力になっていた。

8区では97年の古田哲弘(山梨学院大)が1時間4分5秒を記録して以来破られていなかった、箱根駅伝の中で最も古い区間記録を15秒塗り替えた。

ゴール後は「1997年というのは自分が生まれた年なので、まさか自分がこんな大記録を更新するとは思いませんでした。これ以上ない仕事をしました。100点満点です」と充実の笑みを浮かべていた。