1月に行われた箱根駅伝で46度目の挑戦にして初の総合優勝を飾った東海大の祝賀会が3日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、学園関係者ら約1500人が参加した。

感謝の場をつくりたかったという両角速監督は「選手たちはプレッシャーのある中、大舞台でブレーキもなく力を発揮してくれた」と振り返った。

3日午前に行われた東京マラソンでは箱根駅伝で2区を走った湯沢舜(4年)が出場し、2時間22分0秒で67位。「ハーフぐらいまでは第2集団で1キロ3分ペースを保てたが、25キロ以降で力尽きた。スタート前に体が冷えてしまった。箱根の時よりも寒くてきつかった」と語った。同じ箱根で2区を走った同学年の堀尾謙介(中央大)がマラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得。湯沢は「箱根でも速かった。すごいなと思った」と力の差を認めた。今回は経験重視という湯沢。就職後もマラソンを続けるという。社会人となり、悔しさをバネにして力をつけ、ライバルに挑戦する。