男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(27=ナイキ)が、途中棄権となった東京マラソンから一夜明けた4日、自身のツイッターを更新した。

「言い訳はありません、強くなって9月に帰ってきます!!」(原文のまま)。9月15日に開催される20年東京オリンピック(五輪)の代表選考会「マラソン・グランドチャンピオンシップ」での完全復活を誓った。

冷たい雨が降り注ぎ、スタート時の気温は5・7度だった東京マラソンでは、中間点まで2時間4分台を狙えるハイペースの先頭集団後方でレースを進めた。しかし、寒さに体をむしばまれ、22キロ付近で先頭集団から脱落。29キロ手前でコースの外に出た。自身4度目のマラソンで初の途中棄権だった。レース後は主催者を通じ「スタート地点から体が寒くなって、体が動かなくなり棄権せざるを得ない状況でした」とコメントしていた。