自己記録10秒04の小池祐貴(24=住友電工)が同学年の桐生を抑え、準決勝1組1着の10秒09で決勝に進んだ。

大会前の欧州遠征でスタートを改良。序盤で主導権を握り、高い湿度にも順応した走りに「このぐらいの体の状態で今のレースは自信になる」と手応えを示した。全体2位で初優勝を狙う立場だが「自分ができることは一緒。隣が誰であれ、自分の走りをできるようにしたい」と変わらぬ冷静さで勝負する。