卜部蘭(積水化学)が800メートルを2分5秒26で駆け抜け、18日の1500メートルに続く2冠目を手にした。今年から所属先が変わって臨んだ今大会で活躍。「会社の代表の気持ちでいたので、嬉しい」と笑顔を浮かべた。

レース中盤、内側のポジションにいたことで前に出られない場面もあったが、落ち着いて対応。「レースの流れを意識して走れた」と振り返った。

冬場に向け、駅伝での活躍も期待される。「自分がイメージしたものを、レース1本1本で再現していきたい。そうすることで、駅伝にもつなげられれば」。幅広い距離で存在感を示していく。