夢の9秒台決着の可能性は。陸上の日本選手権(新潟・デンカビッグスワンスタジアム)が10月1日に開幕する。

注目は花形の男子100メートル。9秒97の日本記録保持者サニブラウンは欠場するが、桐生祥秀(24=日本生命)と好調ケンブリッジ飛鳥(27=ナイキ)を中心に、ハイレベルな争いが繰り広げられることは必至。過去3大会の優勝タイムは、17年が10秒05、18年が10秒05、19年が10秒02。2位は全て、10秒10よりも遅い。勝負を分けるボーダーライン、目安は10秒0台。日刊スポーツではデータとグラフィックで、分かりやすく注目のレースにフォーカスする。決勝は2日の午後8時30分。栄冠を手にするのは誰だ、そして日本新は出るか-。