男子やり投げの新井涼平(スズキ)が劇的な7連覇に「勝てて良かった」と笑顔を見せた。

最終投てきの6投目を迎える時点で、同じ91年生まれの好敵手ディーン元気にリードを許す展開。それまでの5投は気合が空回りも、理想の投てきをイメージし直したことで、この日初めて80メートルを超える81メートル57を記録。トップだったディーンの80メートル07を上回った。名勝負を演じ、「ここ数年にないぐらい楽しかった」と充実感を漂わせた。