全国高校駅伝(20日、たけびしスタジアム京都発着)の女子で、世羅(広島)が伝統の座禅修行で上位入賞を目指す。

19日、会場近くの京都市市民スポーツ会館で監督会議が行われた。

15年連続出場の広島の名門は、朝練の時間に、学校近くの寺で選手が自主的に座禅を組むという。山際夏芽主将(3年)も座禅によく行くといい、中川久枝監督は「本人の気持ちを落ち着けたい時に行きます」と明かした。

昨年は12位と振るわなかったが中川監督は「キャプテンに1区を任します」とし、最長区間の6キロを主将に託し、入賞を目標に掲げた。