2度目のマラソンに臨む佐藤早也伽(26=積水化学)が、将来的な日本記録挑戦に意欲を見せた。

14日の名古屋ウィメンズマラソン(バンテリンドームナゴヤ発着)に向け、12日は名古屋市内で行われた記者会見に出席。2月のびわ湖毎日マラソンを日本人初の2時間4分台で制した鈴木健吾(富士通)の話題となり「レースを見て勇気をもらえたというのがある。自分もそういう日本記録を狙える選手になれるように、これから頑張っていきたい」と思いを口にした。

1年前の名古屋ウィメンズで2時間23分27秒を記録し、日本人3番手となる5位でフィニッシュ。35キロ以降のペースダウンを課題とし、練習に励んできた。

「今年はケガで練習を中断することがほとんどなく、順調に練習を積んでこられた。そこは自信になっています」

野口みずきが持つ日本記録は2時間19分12秒。将来的な目標に向け、まずは1年間の成長を走りに込める。【松本航】