周回遅れでレースを進めていた選手が、テレビカメラのケーブルに絡まりバランスを崩すアクシデントがあった。

サンベルクス陸上競技部の関係者が日本選手権のレース後、ツイッターに「日本選手権のレース中、報道の方のカメラコードが三田選手の走路に出てきました」と投稿。「選手を守るため再発防止を訴えるとともに、救急で検査に来ています。今後に影響ない事を祈るだけです」と続けた。

男子1万メートルの2組を走った三田真司(サンベルクス)は29人中26番目でゴールした。

別アカウントによるスタンドから撮影したと思われる動画では、上位選手らがゴール後、周回遅れの選手がレースを続けているにもかかわらずカメラクルーがトラック内へ。周回遅れの選手が撮影スタッフとぶつかりそうになったあと、その選手の体にカメラケーブルが巻き付きそうになったシーンが確認できる。