<東日本実業団対抗女子駅伝>◇3日◇埼玉・JRさいたま新都心駅東口~熊谷スポーツ文化公園陸上競技場◇6区間42・195キロ

 女子マラソンで日本歴代2位の記録を持つ渋井陽子(31)が、約11カ月ぶりにレースに戻ってきた。三井住友海上のアンカーとして、6区を21分26秒で無事に走りきった。区間3位は、チーム6人の中では、区間順位として最高位。「(休んだことで)変な力みが取れて、気楽に走れるようになった」と、全体でチームは6位ながら笑顔での復帰戦となった。

 約1週間前に風邪をひき「頭痛、下痢、のど(の痛み)、発熱で、(出来は)5割ぐらいかな」。休んでいる間に「最高で10キロ太った」体はまだ重く、ベストにはほど遠い。それでも「刺激が入ったので、今度は行けるかと思います」と手応えを感じていた。

 第一生命が初優勝を遂げた。男子は、ホンダが2年ぶりの優勝を遂げた。