陸上の世界選手権に出場するスズキ浜松AC所属の3選手が10日、浜松市で記者会見し、前回大会で銅メダルを獲得した男子やり投げの村上幸史(31)は「82メートルの決勝進出ラインを確実に突破し、メダルという大きな目標に挑みたい」と語った。

 昨年の広州アジア大会女子やり投げで金メダルに輝いた海老原有希(25)は「前回は予選落ちで悔しい思いをした。日本記録(61メートル56)を更新して決勝の舞台に立ちたい」と力強く決意を表明。男子10種競技で初出場の右代啓祐(25)は「苦手の短距離種目を克服し、8200点台の日本新を出して入賞を目指したい」と話した。